ニートの歩き方
幸せに生きることはできる。
こんなに文明や技術が発達した世の中、インターネットさえあれば、
昔ながらの固定した生き方に縛られる必要なんてない。
日本一有名なニートが語る、お金がなくても無理なく楽しく暮らすための生き方と考え方。
会社や国やこれまでの常識が信じられなくなった今を生き抜くための「ニート」なヒントが満載です!
目次
はじめに
■第2章 ニートの日常風景コミュニティとゆるい生活
■第3章 ニートの暮らしかたネット時代の節約生活法
■ニートのためのブックガイド
■第4章 ニートのこれから社会・人間・インターネット
通勤電車の中で読みました(笑)
厳密に言えば著者は、ニートって言うより自分が無理をしない範囲で働いて稼げる力もあるのでフリーランスとも言うかもしれませんが・・・(80万近くネットで稼ぐのはほんと凄いよ。)
ちなみに私も無職経験がありました(就職活動はしてましたが、収入ないし世間的に見ればニートと言われる立場じゃないかな。ある人には、しっかりしろと心配され、ある人には「御前が羨ましいよ」って羨ましがれ、ある人には説教をされって感じですよ。自分は何も変わってないのにこういう目で見られるのは悲しいよね。確かに仕事してたほうが考えないでいいから楽なとこもあるよね。)
こんな経験もしたから、著者の言う「学校や会社に苦痛を感じる人にとってのあまり働かない生き方」や「選択肢の多いことは絶対に善だ」や「働くもの食うべからずという言葉は嫌いだ、働かなくても生きていい」っていう主張には共感どころか大いに賛同します。
むしろ、こんな先進国だってのに会う人間、会う人間に多様性ってあんま感じないから。自分が今は多数派になっちゃったからか・・・(汗)
なので、自ら少数派だって言う著者みたいな生き方には物凄く共感できます。
自分自身も皆が言う「出来て当たり前の作業」とかほとんどの人と話すのはトコトン苦手なので・・・。
ただ自分は著者と比べたら欲があるなって・・・(言い悪いは置いといて、旅行とか好きなので、これにお金がかかるとか・・・。多少負けず嫌いなとこがあったり・・・。)
twitterとかで見知らぬ他人と関わる機会ってのは本当貴重なものを感じます。
本当、著者が言う通り、インターネットのお陰で情報や交流って物もたくさん得れます。普段会えないような人と交流する、意見に触れるってだけでも選択肢の幅は広がっていくなって個人的に思いますし実感できる面も無職時代にはありました。
この一言がこの本の全てを物語ると思います、「世間体は気にするな、仕事なんて命に比べたらどうでもいい。」
ほんと死ぬまで働くくらいなら、逃げる勇気も必要だよ。
それでもし逃げたとしても、そこでこういう本を読んでたらだいぶ助かる人もいるんじゃないかな。